私の表情から、笑顔が崩れて。


目が据わっていく。




『どうして、後悔してないの?』


『い、いや……っ』


『どうして、嗤えるの?』


『こ、来ないで』


『どうして、いじめを軽く見ていられるの?』


『っ、……やめ、』


『どうして、私を殺したも同然のあなたが、のうのうと暮らしてるの?』


『ひぃ……!』




リビングに入る手前で尻餅をついた先生の上で、馬乗りするように膝をつく。


とん、とバクバク鳴っている先生の心臓に、触れた。



『どうして、あなたのココは、動いてるの?』



真顔で殺気を解き放つ私に、先生はボロボロ涙をこぼした。


泣いたって、許してやんないよ。




『幸せになるな、なんて、殺生なことは言わない』



だけどね。

そう呟いて、胸倉を乱雑に掴んだ。