「じゃんけんして負けた奴があいつらをやっつけるってのはどう?」
「賛成」
私の提案に、凛が代表して同意してくれた。
私達が集まってじゃんけんをしたら、
「げ」
一発で、桃太郎だけが負けた。
あはは、ざまあ。
「まじかよ……」
「頼んだよー、桃太郎くーん」
「弘也、ガキ扱いやめろ!!」
気が乗らない様子の桃太郎の頭を、凛が優しく撫でた。
「頑張れよ」
「っ、は、はい!!」
桃太郎のやる気レベルが、わかりやすく急上昇した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…