「それでね、この方がトップの山川 奏(やまかわ かなで)様で、その隣の方が星川 凜夏(ほしかわ りんか)様。失礼にないようにしてね!」

「なるほど!教えてくれてありがとう。
今日からよろしくお願いします。」

私と奏多に向かってペコリっと頭を下げる美詩ちゃん。

奏多はもう気に入ったようで普段ならスルーの挨拶も

「おー」

と返している。

私も、いつも通りの表情で

「星川 凜夏です。今、説明があったとおり楓龍の姫をやってます。
仲良くしてね。」