それから一週間…


今日も楽しく友達と喋って…と言う

平凡な日が過ぎて行くと思っていた。


昼休みになり
今日も桜の木のとこに行こうかな?

とか思っていると…



俊「神谷 香奈江さんっている〜?」


と何やら男子が呼んでいる。


あのネクタイは、青だから2年か

うちの学校は、学年ごとにネクタイの色が違う。


1年は、水色

2年は、青

3年は、紺色



ところでどんな用事かは知らないがとにかく行かなきゃ!


その先輩のとこに行こうとすると


女子生徒
「ねぇねぇ
俊ク〜ン
今度ぉ私と遊ばなぁい?
そんな女ほっといてさぁ」



と、何故か私をけなしながら邪魔をする
同い年のぶりっ子女子。


女子生徒
「え〜
私と遊ぼうよぉ」




「ごめんね?
また今度遊ぼう(ニコッ)」


女子生徒
「キャーーーー」


うわっ鼓膜がー


すると、その先輩がこちらを見てきて
話しかけて来た。




「君が、神谷さん?」


な、何故それを…

こわっ


でもここは普通に
答えようではないか



香奈江
「はい、そうですが」



「ちょっと話したいなって思ってたんだ〜
ここじゃなんだし、移動しようか」



は?移動?

何言ってんだ?


用件があるならここで済ませてよ



美咲
「ねぇ、香奈江ちゃん
ちょっといいかな?」


ん?

今度は、美咲か


香奈江
「ちょっとすみません。
で、何?」


美咲
「あ、あのさ
実は…」


美咲は、小声でこう言った。


『如月先輩ってプレイボーイらしいから
くれぐれも気をつけて』



プ、プレイボーイだと!

なんてこった

これは、ついて行っていいものか…


まぁ、私を襲う訳ないだろうけどね。



「話は終わった〜?」



香奈江
「あっ、はい」




「じゃあ行こっか」



香奈江
「はい」