抱きしめる手を姫華はギュッと握る。
「姫華ごめんな?ちょっと意地悪しすぎた。」
「っ…許さない。」
え!!!
「えちょっと待って!ほんとにごめん。何でもするからさ、許してくれ。」
「…っ‥何でも‥する?」
「うん、何でもいいよ?姫華のいうこと何でも聞くから」
「じゃあ…」
「…今日は、ご飯とお風呂以外はぎゅっとしたままね?あと寝る時も、ぎゅっとして寝たい。」
っは????
ちょっと待ってくれ!!!
何そのかわいいお願い!!
ずっとぎゅっとしてて???
もう、そんなの言われたらずっと離せないよ??