土方「お前は四国屋か池田屋か、又はそれ否か、どっちか知ってんだろ?」





『っ……』





土方「俺達は俺達の考えた道を進む。それだけだ」





『はい……』






土方「お前も自分の道は自分で決めろ、な?」





『っ…はい!!!』





土方「ん。いい子だ」





そう言って土方さんは私の頭を優しく撫でた。




『土方さん、鬼の副長になれてないですね』





土方「ふっ、うるせぇ」





そう言いながらも土方さんの表情はいつになく穏やかだった。