男が抜刀し、尻餅をついている柚さんめがけて刀を大きく奮った。




『だめ!!!!』




グサッ




『っ!!!』




刀は私の横腹を貫いていた。




男「な!!!」




柚「きゃああぁぁあああぁ!!!舞奈さん!!!」




柚さんの悲鳴を聞きつけた幹部達が集まってきた。




男「くそっ!!!」




男は地を蹴り、壁の向こうへと消えていった。