柚は目を瞑り少しだけ構えた。
でも柚が感じたのは殴られる痛みではなく、舞奈の温もりだった。舞奈が柚を抱きしめたのだ。




『1人で抱え込まないでください。 私が居ます。それと……




私が柚さんを守ります』




柚「っありがとう……!!」




柚は舞奈の腕の中で静かに泣いた。




良かった。