勢いよく閉められようとする扉を瞬間的に止めた。




柚「!!!!」




『柚さんは寂しかったんですよね。ご両親が突然目の前で殺され、自分はその男達の欲望を満たす道具だけに使われ、残ったのは憎しみと悲しみのみ……




そんな気持ちを紛らわすために私を…そうでしょ??』




柚「っ………ごめんなさい…ごめんなさい!!!今更許してなんて言わない!舞奈さんの好きにしていい!こんな事言っちゃダメだと思う。でも殺さないで…私、まだ死にたくない……」




『殺しませんよ。柚さんの言う通り、好きにさせてもらいますね』