「……なに、やってるの」 みんなお待ちかねのお昼休み。 数学の教科担当である私、天野希帆(あまのきほ)。高校1年生の15歳。 先生に頼まれたノートを回収して、職員室まで届ける途中、通りかかった空き教室のドアが少しあいていて。 どうしてか気になって足を止めて、覗いてしまった。それがきっとそもそも間違いだった。 「うわ、希帆」 白昼堂々、上半身裸で面倒くさそうに眉間にシワを寄せる彼、村野瞬。 先月出来たばかりの、人生初カレシ。