「今のが証拠だろう。どんなにバックれてももう無駄だよ。諦めた方がいいよ。君が円香をいじめたのは、もうわかっていることなんだから。ずっとおかしいと思ってたんだよねー。2人っきりにしたら、その度に円香が服のところから見えるか見えないかの所に傷をおっているんだもんね。」





悠雅が笑顔で言ってくる。





「正直に幻滅した。お前なら他の女子とは違うからと思ってたのに。」





いつもはチャラいくせに、真剣に話してくる悠哉。





『だから、私はあんな人たちなんか知らな――――』






言葉の途中なのに、蹴られた。



ちょうどお腹のところを。



「黙れ。これ以上見苦しい真似はやめろ。今認めてここから出ていけば許してやる。どうするんだ。」