美雨、なんで泣いてるんだよ。

お前は俺がまだ好きなのか?

自惚れるぞ?

でも、美雨はずっと呆然と立っている。

「美雨ッ!!」

…………美雨は走って何処かに行った。

なんでだよ。

「お前のせいで、美雨が傷ついただろうがッ!!!」

女の胸ぐらをつかんで激怒した。

「ヒィッ!!

ご、ごめんなさい!!」

そう言って女は消えた。

…………そんなことより美雨を追いかけねぇと!!























でも美雨はいくら探しても見つからなかった…。