「真白…」



もう1度重なる唇と、手が太ももに触れた。



もしかして、適当に歩こうとか言って細い路地に入ったのは、これが目的?




あ、やばい…達哉の目がマジだ。




どうしようっ叶ちゃん…



携帯電源切れてるんだ。



喧嘩もしてるから、呼んでも来てくれないかも。



「…たつ…っや」



両手で肩を押して距離を取ろうとすると片手で両手首を掴まれた。




もう片方の手は太ももからスカートの中に滑り込んでくる。