「俺、とっても緊張してたんだから。」

「うふふ」

「なに笑ってんだ?」

「優希、緊張してたからご飯のときあんなに緊張してたんだね。」

「ああ。」

「優希大好き」

「いや俺は大好きじゃないな」

「えっ?」

「俺は美咲のこと愛してるからな」

「ありがと。」

 





 そうして私たちは抱き合いながらどっちからともなくキスをした。