「…私ね、どうしても好きな相手には、、冷たくなる悪い癖があって。今までも、この性格で振られてきた。」
何も言わず聞いてくれる奏
「好きなのに、、どうしても、素直になれなくて。今までどんなに振られてもあー、またやっちゃったって軽い感じだった。でも…奏でだけは違った。」
「…俺だけ??」
「うん。どんなに私が冷たくしてもいつも好きって言ってくれる、抱きしめてくれる。そんな人初めてだった。う‥.嬉しかったのと同時に不安だった。」
「ん?何が不安だったの?」
「振られるのが怖かった。。また嫌われるんじゃないかって、怖かった。。こんなに、失いたくない人初めてだからっ。。」
優しく頷く奏
「ごめんね奏。。こんなこと言って今さら信じてもらえるか、わからないけど、、私っ奏でのこと大好きっ!だから…っ嫌いにならないで、、」
溢れる涙を拭うことなく言った本音