彼の、仇を打つために…… 暖人をみると、とても悲しそうな顔で私を見つめる その顔にまた心が泣いたけど、私はそれに気付かないふりをする。 なんで、暖人を前にするとこの胸の痛みがあるのか 分かっているようで分かりたくない これを認めてしまえば全てが嫌になる だから、この気持ちには蓋をする 一生開くことのない パンドラの箱