真っ赤な私には気づかず私を抱きしめたまま、小さい声でボソッと呟いた。

「え??なに?聞こえないよー?」

「嫌いにならないで…」

「え?なんで私が嫌いになんか、」

嫌いにならないで、ってその逆だよ圭くん。
大好きなんだよ。

「今朝避けられたから。。俺を嫌いになったんじゃないかと思って、」

あ、今朝のこと。誤解とかなきゃ。
でもその前に、今伝えよう。
伝えるのはこの時しかない!