屋上へ急いで向かうと、すでに圭くんはそこに居た。

あ、私呼んどいて自分が遅れるなんて、ほんとダメだなぁ。


「あ、みぃ来た」
二人きりの時はほんとに素になる圭くん

今朝のことはなかったかのような自然な会話

「うん!あの待たせてごめんね!その少し話があって」

「ん?話?なんだ??」
話があるというと少し寂しそうな顔をした。

え?なんかすごく悲しそう
なんでなんで!??

「あの圭くん。えと、その、わぁっ!え///?ちょ圭くん///」

すると突然腕を引っ張られギューッと抱きしめられた。

ちょ私今抱きしめられてる??
嘘!絶対顔赤いよー。

「き‥い…に…で」