大塚の話では1週間程前から仕事の日に限ってストーカーをされている事に気付いた。


相手は160~170cm程の身長で体格は華奢。


黒い服装にフードを被っている。


仕事の日は毎日ストーカーにあっていた。


「……でも、昨日は仕事の日だがストーカーにあっていない。」


宮部はブツブツと呟きながらアパートへと歩き出す。


「仕事の日だけって事は、大塚さんのシフトを理解しているという事か。」


宮部はポケットから昨日ハニーガールで貰ったゆいの名刺を取り出した。


名刺の裏を見ると今月のカレンダーが小さく印刷されており、出勤日に○が書かれている。