「ん?なんでめぐみちゃんが私を攫うの?」


宮部は事の端末を説明しようとすると、鉄がカウンターの奥から現れた。


「お!無事だったか!心配かけやがって」


「鉄っちゃん!」


日野は鉄の顔を見ると笑みを浮かべながら鉄に抱きついた。


「おいおい。まぁ日野ちゃん落ち着けよ。とりあえず、そこに座んな。」


宮部と日野は鉄に促されるままカウンター席に腰を下ろす。