「ねぇ。お腹空いた……」 「ラーメン食って帰るか?」 「うん!」 私は、思いっきり笑顔を向けて肯いた。 課長の顔がクシャッと笑顔になり、私の唇に軽くキスを落とした。 私の心の中で、鍵の開く音が優しく響いた…… 「完」