「ねぇー悠~」


綾歌が、私のクラスの2年4組まで来てた。


「あッ~あぁーや!!どうしたのーー??」


「今、きてるよッ!」


「きてる」というのは、私の好きな人、、、浩樹だった。


浩樹は、中学一年生のころからの、好きな人だった。


話はしないけど、バレンタインチョコもあげた。


告白もしたけど、返事は全然こない。


それでも、好きでいれることは幸せだったから。


電話では、よく話をしてた。


それでも、今は遠かった。


クラスも違うし、2年になって浩樹は変った気がするから。


もう電話もかけてない。