次の日


学校に行くと、みんなが公開で美和のこといじめていた


先生までもがいじめていた。


「いやっ!やめてっ!」


「ねぇ、こいつの髪うざくないー?」


「確かに!似合ってもないのにロングだしねー」


「茶髪似合ってないよねー」


「切っちゃおうよ!ぐっちゃぐちゃに!」


「いいねー。あっ!それにカラー剤で変な色作って染めてあげたらー?」


「めっちゃイイじゃん!」


美和の顔は青ざめていた


「それだけはやめてっ!みんなが似合ってるって言ってくれたの!だからっ!」


「はぁ?そんなのうちらには関係ないし
まずさ愛優ちゃんのこといじめるから悪いんでしょ?」


「それにお世辞だって分からなかったの?バカじゃん」


その時登校してきていた幹部らは


「おいっ!なにしてんだよ!」


「みんな!助けてよー」


「皆さん!こいつの髪切って変な色に染めようとしてました!」


「みんな止めてくれるよね!」


「おぉ、やれば?」


「もう俺らの姫じゃないし、ぶっちゃけ茶髪似合ってなかったし」


止めようとすらしていなかった


「そん、な」


「流石皆さんです!」


「みんな!やろ!」


「抑えといて!」


一斉に抑えられ美和は動けなくなっていた


「やめて!ずっと伸ばしてきたの!やめてー!」


「は?知るかよ。伸ばしてきたのだって皆さんがロング好きだって知ってたからでしょ?」


「なら尚更しないとね!」


グイッ


ジョキジョキ


パラパラ


「いやあぁぁぁ!」


見るも無残になっていた


「さぁ?色も塗らないとねー」


色んな色がちゃんと混ざってない状態だった


「いや!やめてよ!!」


ベチャ


「ははっ!」


「きったねぇ!」


バシャッ


「汚いから洗ってあげたよ?感謝してね!」


「ばいばーい!あ!お金ももらっとくねー」