「うん。分かってるよ。だから安心して寝てな。」


そう言うと、愛優は安心したように眠ってしまった。


可愛い!


「ちょっとっ!何二人の世界に入ってんのよっ!」


「ねぇ。うるさいよ…俺のあいが起きちゃうでしょ?」


「そんなの知らない!悠まで信じてくれないの!?」


「何言ってんの?元々お前の事なんて信じてないし、

めんどくさいから付き合ってあげただけで、彼女ヅラしないでくれる??

あとな、俺とあいは付き合ってんの。二人の世界に入ったらダメなわけ?」


「だめよっ!そんな奴っ悠の彼女として認めないっ!!」


「なんでお前に認めてもらわないといけないの?」


「だって!私は悠が好きだもの!だから!」


「だから?」


「だからこんな子いなくなればいいのにっ!!!!」


ダンッ


「今お前なんて言った?」


「ヒッ、いなくなればいいのにって言ったのよっ!」


「次言ってみ。もう許さないよ。今までお前に手を出さなかったのはあいがいたからだ
あいがいなくなるってことはお前に手を出すことが出来るんだよ
そんなことも考えられないくせに彼女ヅラすんじゃねぇよっ!!」


すごい殺気を出しながら威嚇すると


誰もがあの幹部らでさえ固まっていた時


「んっ。ゆうぅ?」


あいが目を覚ました。


俺あいと話す時だけ優しい声になるんだよなー


「どうしたの?目が覚めた?まだ寝る?」


「う、ん。まだ眠たい。」


「寝てもいいよ。」


「ゆぅ。ぎゅってして?」


「クスクス甘えん坊だね?」


「うん。もう我慢しないの!」


「フフおやすみ。」


あいはまた寝た。


めんどくさいなぁ


「もう関わらないでね」


一言いって愛をだっこして行こうとすると


「どうしてよっ!なんで私じゃダメなのッ??」


「全てだよ。」


「あっ。次あいに何かしてみろ。許さねぇから」

そういい立ち去ると


後ろではあいと美和の態度の違いでみんなが絶句していた。


いくら好きではなかったとはいえ、少しくらい情があると思っていたから


ビックリしていた