「里中、あたしが縡ちゃんといつもお昼御飯一緒に食べてるって知っててくれたんだね!」



「そりゃ、クラスメイトなんだし
いつも視界に入るだろ」


里中は真面目な顔をしてそう答えた。



でも、でもっ…


嬉しいようっ!



「でね!
今日は縡ちゃんが一緒に昼御飯食べてくれないんだって!

超悲しいよー」



「…その割には顔が悲しそうじゃないんだけど」



…‼︎



「そんな事ないよ、悲しいって!」


自然ににやけそうになる顔を慌てて抑える。



「で、俺に、一緒に食べて欲しいって?」



「うんっ!」



「まあそれは別に良いけど…何で俺?」



「え…?」