暫くして、落ち着いた時に、唯からメールがきた。



"海斗くんなら、葵の全てを受け入れてくれるよ"



たったそれだけ。



たったそれだけだったけど、



私は海斗に話す勇気が出た。




隣に座ってる海斗の手を取り、言った。


「こうしてて、いい‥?」



「うん。」




「海斗にね、言わないといけない事が有るの。これ聞いた後で、やっぱり付き合えないってなってもいいから‥。」



「だから、俺はどんな葵でも受け止められるって。」





「うん。ありがと‥。」