「お!明美どうだったー?生徒会選挙の顔合わせ!!」 みゆはこの時、明美に頼まれて生徒会書記局長候補の推薦者として、顔合わせに出ていた。 「なんかねー書記局長候補の悠里先輩に睨まれたー」 だから、みゆは明美の言葉に唖然とした。 悠里先輩が明美を睨んだ? そんな訳はない。 だって──みゆはずっと明美の隣にいて、一緒に話を聞いていたのだから。