「「うわ…女の武器つかったな」」



小さく呟いた言葉が重なった。


バッ!と隣を見るとそこには話した事が無い同級生の男子がいた。



「何だ?」



男子は、眉間にシワを寄せた。



「いや…私と同じ事を思っていてびっくりしたっていうか…」



「あぁ」



男子は納得が言ったようにうなづいた。