神崎みゆは、目の前に座る後輩三条愁をこっそりと見ていた。



放課後の図書室に2人っきり。



まさに夢のような状況に2人は居る。



『1度は体験してみたいよね!!』




友人達が前にそう言っていたのを覚えている。


実際、みゆも憧れていた。