俺が優しく言うと、瑠美は困った顔をして首を傾げた。


『まぁくん?お昼休み終わっちゃうからお弁当食べようよ~。』



そっちかよ!さっきの話はもう瑠美の頭の中にはないらしい。



『おう。食べよ。』


ひとまず浅木は後日潰すことにして、今は瑠美と昼飯食うか。




そして、瑠美はさっきの表情とは正反対のニコニコした顔をしながら、お弁当箱を出した。