『瑠美が作った方を食べさせてあげなよ』


『やだ…』



また泣きながら首をふる。



『…じゃぁ、また作って上手にできたら先輩に食べさせてあげなよ?』


そんな私に未那ちゃんは優しく言ってくれた。




私は頷いてからまぁくんにメールを送った。



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お昼一緒に食べよ☆

今日は天気いいから
中庭で食べようね♪
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まぁくん、上手にお弁当が作れるまで待っててね!


そう思いながら残りの授業を受けた。