『それは無理だよぉ…。男の子の友達だっているもん。』


あ~!自覚ない奴って一番困る。絶対その野郎共は瑠美狙いだ。



『だめ…。言うこと聞けないんならお仕置きだね。』


『やだやだぁ!痛いのやだぁ!』



瑠美は“お仕置き”で叩かれるとでも思っているのだろうか…。


『へぇ、じゃぁ痛くなければいいんだろ?』


俺はあからさまに怪しい笑みを浮かべる。



『お仕置きってなにぃ?』


涙目で不安そうに聞いてくる瑠美。

お仕置きの内容を聞くってことは約束を守る気はまったくないのだろう…。