すると彼方は俺の手を振り払い、瑠美にくっついた。


『瑠美ちゃ~ん。雅樹がいじめる~。』


『大丈夫?まぁくんダメでしょ!』

瑠美は雅樹の頭を撫でながら俺を睨む。

あとでお仕置き決定。



『彼方離れろ!』

ゴンッ!

『いって~!!』


俺は彼方を遠慮なく殴った。


そのあと彼方を無視して、瑠美を引っ張りながら家に帰った。