『じゃ、瑠美帰るぞ。』


俺は瑠美と手を繋いで教室のドアへ向う。






『俺は瑠美のこと本気だからな!!』


教室を出ようとすると、突然後ろから浅木が叫んだ。



俺は後ろを向き、また浅木を睨む。

すると瑠美が繋いでた手に力をいれた。
そして、涙目で見上げてくる。



『……まぁくん。喧嘩はやだよぉ…』


そんな顔すんなよ…。

今すぐ襲いたくなるだろ。