突然、瑠美がこっちを向いた。

なぜか満面の笑み。


『あのね?今日はお弁当作ったの!まぁくん一緒に食べれるかなぁ?』


瑠美のお弁当?こいつ料理できたっけ―……。

でも。

『一緒に食べような♪』


俺は笑って瑠美の頭を撫でた。






瑠美といると時間が過ぎるのは早くて、もう学校についた。


『じゃぁお昼休みにねぇ♪』

瑠美は手をふりながら自分のクラスに走っていった。