『うっせぇな!!!』



『瑠美……俺の瑠美が~!!』


瑠美マジでヤバいじゃん。


『瑠美ちゃんがどうしたん?』



『浅木って野郎~!!!絶対許さねぇ!!!』

今の俺には彼方の声が届いてこない。



『…はぁ。しょうがねぇなぁ。』

彼方は何かを考えながら自分の席に向かった。




『3年をなめんなよ~!!!1年ごときが!!!』



俺は人の目を気にせず叫んだ。