俺は昼休みが終わった後に、浅木という野郎は誰かと考えていた。


すると五時間目の休み時間、親友の彼方[カナタ]が話しかけてきた。



『な~に、難しい顔しちゃってんの~?』


『彼方さぁ、一年の浅木って奴知ってる?』


彼方は結構いろんな人の情報を知っている。


『さては瑠美ちゃん絡みだな?』

『うるせぇ///』


冷やかしてくる彼方。性格わるい…。