高校2年の夏。

君に恋をして、3年ぐらいたったある日。

やっとの思いで前原さんを呼び出せた。

はぁ、やばい。緊張する。

タッタッタッタッタッ

あ、来る。どうしよう。

なんて言えば‥

「あの、ごめんなさい。遅れましたか?」

とまどった表情でこちらを見る。

「あ、いや、大丈夫だよ」

大丈夫と聞いてホッとした顔をした。

「あの、、」

「はぃ」

「好きです。付き合ってくれませんか?」

前原さんは、驚いた表情で固まっていた。

「あの〜」

「あ、すみません突然でビックリしちゃってて」

恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。

「あの、返事は‥」

「あ、そうでしたね、えっとー」

やっぱダメか。

「あの、実は‥私も好きでした」

えっ。

とてもビックリだった。

まさか、両思いだったとは、

「ほんとうですか?」

彼女は小さく頷いた

あ、、やばい。ニヤけそう。

必死にニヤけるのをこらえた

でも、彼女は少し悲しげな表情をしている

なんで、かな?

実は嘘なんじゃないかな

とか、少し不安に思った。

「あの、やっぱ付き合うのは無理ですか?」

あっという表情をして

「や、違います!付き合いたいです!」

あ、かわいい。ますます君に惚れちゃうよ。

「よろしくおねがいします?」

疑問形にいう僕。

「うん!よろしくね!」

嬉しそうに言う彼女。

あぁ、とても幸せだ。