なんで…


明美はあの時、行ってあげなかったのだろう…。


自分でも馬鹿だと、スゴく後悔していた。


大切な友達を、泣かせてしまった…。


この時明美は、罪悪感でいっぱいだった。


だけど…


玲は絶対、明美達の前で、涙を見せなかった。


玲は、ものすごく強いと、思った。


明美なら、友達に甘えて、泣いてしまうだろう…。


なのに、玲は一人で、泣いて一人で、明を忘れようとしていた。


明美は、自分に腹が立った。




その後、玲に携帯を借りて、貴久にメールした。


明美は、貴久とメールを、していくうちに、段々貴久が好きになっていった。


そして、告白して付き合うことに、なった。