すると…


三人の男が、ベンチに座っていた。


明美達は、ちょっと近付くのが、嫌だった。


「早くこっちきなよ」


その男は、ゆかをナンパした男だった。


その男の名前は、恭介。


大阪弁混じりの、明美が苦手なタイプの男だ。


明美は、出来るだけ話さないようにした。


そして、恭介達が用意してくれた、缶チューハイを、飲むことに。


飲んだせいで、余計大変な事になってしまうとは…


酒を一気に飲みすぎた、せいか酔いが、すごく早かった。


頭がクラクラして、フラフラする。


ゆかは、一人でどこかに、行ってしまい。


そのあとを、恭介が追いかけて行った。