でも…


あたしが、ゆるしたのが、一番わるかったのかも、しれない…。
あたしが、しっかりしてれば、こんな事にならなかったはず…。


あたしがわるいんだ。


全部。




最終的には、博樹ぢゃなく、自分を責めていた。

そして、博樹に対する気持ちも、好きではなく。


博樹の事を、考えると、あの日の行為が、目に浮かび、物凄い恐怖に、怯えるようになっていった。


この日から、明美はネガティブに、なってしまった。




明るく、楽しい日々が、博樹と出逢ったことに、よって、少しずつ…


いや…


大きく、段々と暗い、日々へと変わっていった…。