大好きで尊敬している分、それ以上に羨ましくてかわいくて綺麗で賢くてどうして自分はゆずきおねいちゃんじゃないんだろうって、、




なんでゆうとお兄ちゃんの隣はいつもゆずきおねいちゃんなんだろうって




返信の来ないこの時間の間でもきっと2人は一緒にいる




大学も学部も学科もが同じだから当たり前かもしれないけど、羨ましくてしょうがない。




「ねえ、あいり、、」




その後の言葉はLINEのピコンという通知オンによってかきけされた




携帯のホーム画面にLINEのメッセージが表示された




誰かなんて確かめなくてもそれだけで私の心は明るくなる





だって絶対そうだ




絶対ゆうとお兄ちゃんからだ




もし変な広告とか公式ラインからの通知だったら即ブロックするから




そう思いながらすぐにホーム画面に表示された文字を見る




“今日2限までだから午前中に授業終わるから買い物付き合うよ、こはるが学校終わる時間に合わせて迎えに行くね“




この文を見た瞬間自分でもわかるぐらい広角が上がってしまう




今ならまだお兄ちゃん携帯を触ってるかもと思ってすぐに返信を打つ




”ありがとう!16:35には終わるよ(^^)“




すぐに返信を打った甲斐がありお兄ちゃんから秒でかわいいクマのokというスタンプが送られてきた




ゆずきおねいちゃんが私とゆうとお兄ちゃんにプレゼントしてくれたものだった




新しく洋服を買いたいからお兄ちゃんに放課後一緒に買い物に付き合ってくれないかと聞いていたのだ




嬉しいな




もしかしたらバイトかサークルがあるから断られるかと思ってたけど空いてたみたい




ふふふ、とついにやけてしまう