ブーブーブーブー



「……?」





買い物から終わってスーパーから出ると
携帯が鳴っていてカバンから携帯をだした





『一ノ瀬隼人』





画面には告白された日連絡先を交換した
隼人くんの名前。






「…もしもし?」




隼人くんの名前が
自分の携帯に鳴ることに感動しながら
恐る恐る電話に出た





『もしもし?俺』



俺って、、
わかってるし、、




「はい、色葉です」




『ウミちゃん、どこ行くの?』




あ、さっき
それを聞こうとしてこっち来たのかな




「買い出しに…」




『へー!なんか作るの』




「いや、うちカフェやってて、お父さんに買い出し頼まれて!」




『え!ウミちゃん家カフェなの!?行きたい!!!』




「え!?」




隼人くんが興奮気味にそう言ってきた

あ、
隼人くんコーヒー好きだもんね
よくブログにあげてる




『今日さ、あれで撮影終わりなんだよね!』




「あ、お疲れ様です」




『うん!だから今から行くわ!』




「え!?今ですか!?」




『うん!ダメ?』




「いや!ダメじゃないですけど!」




『じゃ!決まり!迎えきて!』




「え!?なんでですか?」




『だってウミちゃん家のカフェどこにあるかしらねーもん』



隼人くんがちょっとスネ気味に言ってきた

可愛い、、




「あ、そっか…どこに行けばいいですか?」




『さっき会ったとこの近くにコンビニあるのしってる?』




「はい」

そりゃ生まれてこのかた18年間ここに住んでまから



『あ、今、知ってるに決まってんだろって思ったろ?』




「え?あ、はい」




『素直でよろしい、じゃあそこで待ってるから』




「わかりました」





『じゃ、あとで』





「はい」