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『はあ!?隼人くんに告白された!?』




次の日


お父さんのお店の手伝いで
休憩してる間に、咲に電話した




一昨日、隼人くんに会ったこと

昨日、

キスされて

告白されたこと



全部話した




「どうしよう、咲」




『ちょっと待って、追いつかない追いつかない』




「私も」




『とにかく、返事は?なんでしなかったの?』




「だって怖いじゃん!大好きな人だよ!?」




『は!?大好きな人なんでしょ!?』




「大好きな人だから、遠い人だから、たったの2個上だけど大人だから、有名人だから、私なんかが会っていい人でも無かったのに、、、」




『なにそれ?実は悔しくてずっと言わなかったけど、SEASOUNDSのハイタッチ会1回だけ行ったじゃん?』




「え、うん」





『あんたが私の前だったでしょ?』



「はい」




『メンバーみんなあんたのこと観てて私のことなんか見てくれなかったんだからね!』




「え?どういうこと?」





『だーかーらー!可愛いって言ってたの!たしかその時隼人くんも、あの子可愛いって!それくらいあんたは可愛いんだから!!!』





「……え、うそ、、え、なにそれ」




全然気づかなかった



『だから、私なんかとか言わないで、素直になりなさいよ!難しいこと考えないで!こんなこともうないよ!運命なんだよ!』





"運命"


そんな綺麗なこと

咲が言うなんて珍しくて

余計に心に刺さってしまった





運命なのかな。




でもあの隼人くんと

自分が運命の人だったなんて


信じられないよ。