大丈夫……きっと大丈夫。



呪文のように何度も心の中で繰り返し、



あたしは自分に言い聞かせる。



ホントは怖い。



怖くてたまらない。



何もかもイヤ。



こんなあたしも大嫌い。



こんな恋ならしたくない。



もっともっと心から勇太を想い、想われたい。



叶わない夢。叶わない想い。



分かってる。



分かってるのにね。



勇太の言葉聞くまではあたしはやっぱり信じてたんだ。



勇太とあたしは大丈夫だってね。



勇太と一緒に幸せを感じたい。



それがあたしの願いだったから。