“川村”先輩に再会したのはそれから数日後。


同じクラスの友達と食堂で列に並んでいたんだ。
後ろから聞き覚えのある声がした。

「俺、今日はチキン南蛮~!」

振り向くと。


川村先輩。


目があってとっさに頭を下げる。

「こ、こんにちは!」