「なにをだよ」 不機嫌そうに聞く赤羽くん。 「何って言うぐらいなら言っちゃうけど。空き教室での二人の会話」 「なっ…お前っ…!」 「学校1イケメンで女子から大人気の赤羽くんが必死なんてレアでさ〜。」 そう言って笑う柏くんは初めて少し怖いと思った。