「光っ!!・・・・・・約束、叶えられたな。・・・・・・甲子園、行けるよな。」




「うん。・・・・・・行けるよ!!駆流っ!!約束、叶えてくれてっ、ありがとうっ!!」




私の目から大粒の涙が溢れる。




「一緒に行こうな。・・・・・・・やっと叶えたんだ。無駄にしないから。」




「うん。・・・・・・私、駆流のことまだまだずっと見てるからね!次も勝ちにいこうね!!」




「当たり前だ。・・・・やれるところまで行ってやる!!」




私達は人目も気にせず抱き合った。




約束を叶えた、この夏を私は一生忘れない。




そして、駆流と一緒に甲子園に行くんだ。



夢にまで見た景色を、




駆流と見に行く。