試合が始まった。




私達が最初の攻撃。




キャプテンが一番バッター。




ボール、ボール、ストライク。




次のストライクがバットに当たって空高く飛ぶ。




それがフェンスを超えて・・・・・




「ホームラーーーン!!!」




私は立ち上がって騒いでしまった。




隣にいた駆流も唖然としている。




その後も打線が続いて6回までに5対0。




駆流も朝飛もヒットを打って、ゲームが進んだ。




「駆流!朝飛!次の回お前ら出すからな。準備しろ。」




「「はい!!」」




駆流達がついに出る。




朝と違って2人は落ち着いて、やる気に溢れてる。




「駆流、朝飛。落ち着いていけよ。」




先輩バッテリーに2人が言われる。




「「はい!」」