明日風香に上手くいったって、ちゃんと報告しないと。


そして、後は言うだけ。




「あのね、駆流にちょっと話があるの。」




「うん。何?」




私は駆流の向かい側に座った。




「いつも、たくさん迷惑かけてごめんなさい。それから、ありがとう。私のわがままに付き合ってもらったり。普段は恥ずかしくて、言えないから・・・・・/////」




違う。




これだけ言うんじゃない。




「それでね、・・・・・・私のことどう思ってる?」




言えた・・・・・・・けど、




駆流が私を見たまま何も言わない。




すると駆流が突然笑いだした。




私はわけが分かんなくて固まったまま。




「光のくせに何改まってんの?迷惑なんて思ったことないし、別にありがとうなんて言わなくていいよ。光には助けてもらってるし、お互い様じゃん。でも、ありがとう。光がそう思ってたなんて思わなかったから。」